赤ちゃんがご飯を食べてくれずに
せっかく作ったご飯もぐちゃぐちゃと手でかき混ぜたり握りつぶしたり。
そしてぽーい!と投げてしまったり。
我が家の息子もそうでした。
確か11ヵ月頃だったでしょうか。。。
そしてこの時期は、私も職場復帰もし、心の余裕がなくなってきてしまい、
ある日息子に大きな声で怒ってしまったのです。。。
息子は驚いたのと悲しかったのでそのあと大きなお口を開けて
ワンワンと泣いて、それを見た私も
離乳食の大変さや、息子を怒る事では何も解決しないと
わかっていたのに怒ってしまった自分への自己嫌悪で
息子をギュッと抱いてワンワンと泣いてしまいました。
限界だったんだと思います。
今思うと、そんなことで何をそんなに心が追いつめられるのだろう。
笑えるなーという程度なのですが、当時は息子と二人っきりのお部屋の中で
思い通りに何もできず辛かったのだろうなーと振り返ります。
で、そんな1日を経て、離乳食インストラクター協会の認定2級・1級講座を
受けた時に目からたくさんのうろこが落ちたんです。
この時期息子はどんな成長期なのか、赤ちゃんの食事のこととか
食育についてとか、テーブルマナーっていつから?とか、離乳食のレシピ本や、
育児書を1冊読んだだけではわからなかったことや、お母さんが
心掛ければよいことなど、それこそいろいろ学べたのです。
目からうろこナイアガラです。
家に帰ることろには離乳食が再び楽しみになっていて、
それ以降泣くことはありませんでした。
赤ちゃんはお母さんのご飯を食べたくなくてぐちゃぐちゃしているわけじゃなくて、
赤ちゃんの正常な成長の一つの過程であって、何も困ったことじゃない!
と学んだだけなんです。
実は、私の心構えが変わっただけだったのですがそれがとても大きいと思います。
それから、離乳食の時間には笑えました。息子も楽しそうにぐちゃぐちゃ(笑)。
たまに食べてくれて、「お?おいしいぞ」と発見もしてくれるようになりました。
お互い楽しい時間になったことで全て解決。
たったそれだけでした。お母さんの心の余裕だけでした。
笑顔が必要なだけでした。そんなことわかってる!
という皆様の方が多いかもしれないけれど私にはできていなかったんです。
我が家の息子は相変わらずぐちゃぐちゃもポイポイもするけれど(笑)
そんな時は「ちょっと食べてみたら~。おいしいよ~。お母さん食べてみようかな?
むむ!?なんだこりゃ!?これはおいしいな~!わおー!」
って演技の一つもかませる気持ちで挑んでみてください。
全然、赤ちゃんの反応が変わりますよ~。